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心得の能書き   
知行合一


「知行合一」


こんな四文字熟語が存在するが、皆さんご存知でしょうか?
読み方は「ちこうごういつ」と読みます。


この言葉はお粗末な字で習字紙に書いて、私の寝室に貼り付けてあります。


この紙を見ながら、毎日寝る前に必ず大きな声を出して読むようにしています。
ちなみに妻や子供が睡眠中の時は、囁く様な小さな声で読みます。
でないと妻から「うっさい。早く寝ろ。」と冷たく叱られるのです。
「あの汚い字の紙、捨てていい?」と言われた事もありました。


さて、うちの良妻の話は置いといて、この四字熟語の意味ですが、
「知識」と「行動」は合致しなければ意味が無いという意味です。


私は株式投資デビュー後、今年で3年目となりますが、
この言葉こそ投資の真髄と気付いてしまったのです!!


もう一度言います。





「知行合一」 それは株式投資の真髄である。




株で勝つためには、勉強熱心でなければならなりません。
これは私も思うところです。
しかし、勉強するだけでは「無意味」なのです。
勉強して「知識」を得たら、それを「行動」に移さなければ意味がありません。


大同小異でありますが「金持ち父さん」や「ナポレオンヒル」など
多くの自己啓発本に書いてある事を要約すると次のようになります。




とにかく「行動」しろ。




これだけの事をすれば成功すると書いてあるのです。
ただ、この「行動する」という事が何より難しいんです。
「分かっちゃいるけど何も出来ないよ」、、、これは知らないのと同じです。
はっきり言って、何も出来ないなら、知らない方がマシなくらいです。


これは、株式投資にも当てはまります。
小難しい相場理論を勉強しようが、高度な投資戦略を学ぼうが、難解な銘柄分析を行おうが・・・




実践できなければ意味が無い!




例えば、昔の私がそうだったが、よさげな銘柄を見つけたとします。
早速、企業分析を行うでしょう。
企業分析法を知らなければ、一生懸命勉強しなければなりません。


そして、割安度、収益性、財務面、成長面、、、全てにおいて完璧な結果が出ました。
分析の結果は、明らかに今の株価は企業価値より安過ぎると分かりました。
今は売られ続けているが、5年以上保有すれば、いずれは株価は見直されるはずです。
つまり、安くなっている今買えば、5年後にはウハウハなのだ!
日本のバフェットになるのは俺だ!!
高級外車を買うぞ!!
メイドをたくさん雇ってニャンニャンするぞ!!
札風呂入るぞ!!
風邪引くなよ!!


これこそが「長期投資の理論」というやつですね。


確かに理論的で納得できそうな感じがするし、実際にそうかもしれません。


でも、ここで考えなければなりません。


5年間、自分の出した答えを信じきれるか?
5年以上も、増え続ける含み損に耐え切れるか?
5年以上も、今のモチベーションを保てるだろうか?
そもそも、5年後まで利益金お預け状態で辛抱できるか?
しかも、その利益金が、損失に変わるかもしれないのに我慢できるか?


ここで私の出した答えです。




アカン・・・120%無理やわ。メイドとニャンニャン無理やわ。




思わず関西弁になってしまいましたが、そんな理由で、私は長期投資を止めたのでした。
私は長期投資の「知識」はあったが、それを「行動」する事が出来ないと判断したのです。
長期投資の「知識」と「行動」が出来るという人は成功すると思います。


もっと分かり易く「野球」で例え話をしてみましょう。


日本の国民的スポーツである野球は、半数以上の男性はした事があるはずです。
でも、中には生まれてこの方、一度も野球をやった事がないという人もいるはず。
そういう人達に、野球のやり方を「理論的」に教育したとします。


まずは野球のルールについて教えます。


野球は9人対9人で行い、交互に9回ずつ守備と攻撃を繰り返し、得点を競うスポーツ。
投手というポジションの人が、ボールを投げ、バットを持った打者がそれを打つ。
打ったボールがフライになり、それをノーバウンドで守備側の選手が捕球すればアウト。
打ったボールが転がれば、一塁まで走り、守備側の人間が一塁に投げる。
ボールより先に一塁に行けばセーフ。ボールが早ければアウト。
もし打ったボールがノーバウンドで、応援席まで飛んだらホームランで1点入る。
ただし、ワンバウンド以上して、応援席に入ったら2塁までしか進めない。
これをエンタイトルツーベース、略してエンツーと呼ぶ、、、以下省略。


とまぁ、野球の基本から少し難しい「エンツー」までを一通り教えたとします。
野球を知らない人は、真剣に話を聞いて、家に帰ってからも勉強に明け暮れたとします。


さて、この人は野球を上手くプレーできるでしょうか?


おバカな人でも分かると思いますが出来るわけない。


では、この人にもう少し難しい野球のルールを教えたとします。


ランナー1,2塁、もしくは満塁の時に、かつノーアウトかワンアウトの時、打者が内野フライを打ち上げたら「インフィールドフライ」でアウトとなる。守備が捕球していなくてもアウトになる。何故なら、ワザとフライを捕球しなければ、ランナーは進塁しなければならないが、内野のフライなので簡単にゲッツー(一気に2アウト以上取る事)が取れてしまう。逆に、それを防ごうと進塁すると、フライなので捕球されたら元居たベースに戻らなくてはいけないが、内野フライなので間に合うはずもなくゲッツーされてしまう、、、以下省略。


さて、少しはマシにプレーできるようになったでしょうか?


おバカな人でも分かると思いますが出来るわけない。


これ以上、野球のルールや上手くプレーするコツを教えても無駄なのが分かると思います。


これは「野球」でも「株式投資」でも同じ事です。


先ほどの例を同様に、株初心者に株のルールや売買方を教えたとします。


株は会社が発行した有価証券で、買った人は株主になる。
買いたい人が多くなれば株価は上がり、その時に売れば利益が出る。
これを「キャピタルゲイン」と呼ぶ。
また、株は信用取引を利用すれば、株を借りて売る事も出来る。
そうすれば株価が下がっても利益を得る事が出来る。
・・・以下省略。


さて、この株初心者は株で勝てるでしょうか?


おバカな人でも分かると思いますが勝てるわけない。


では、この人にもう少し難しい株の売買方法を教えたとします。


ファンダメンタルズ分析は、企業の割安度をPERやPBRなどの指標、収益性をROEやROAなどの指標で分析し、過去の業績や経営者の方針などで成長性を確認する。企業価値をDCF法で算定して、株価と照らし合わせて割安度をみる方法もある。
テクニカル分析は、過去の株価の値動きを分析して、統計的に今後の株価を読む方法である。
・・・以下省略。


この株初心者は真剣に勉強しました。
さて、これで少しは株で勝てるようになったでしょうか?


分からない人もいるかもしれないが大して変わらないでしょう。




このように「知識」がたくさんあっても、株で勝つ事は出来ないのです。
株で勝つには「行動」する事です。
行動とは、実際に売買してみる事です。
難しい分析法を学ぶ前に、簡単で基本的な売買技術を見に付ける事が先決なのです。
それが出来るようになって次のステップに進むのです。


野球で言うと、難しいルールを覚える前に、キャッチボールから始める事です。
キャッチボールが出来るようになって、バットを振る練習に移るようにするです。
そして、実際にプレーをしながら上手くなるです。


くどいようですが、「知識」のみでは意味がありません。
「知識」の裏に「行動」が伴って、はじめて意味があるのです。


これこそが「知行合一」なのです!


株式投資をしている人は、知識先行になりがちです。
現に、私も2年間ずっと「知識」を集める事だけに集中していました。
皆さんも、今一度、自分を振り返ってみましょう。


最後にまとめです。




「知識」と「行動」は伴わなければ意味がありません。


知っているのに出来ないのは、知らないより悪い。


株式投資の心得は「知行合一」です。




【参考書籍】
あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録



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