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投資戦略の能書き   
上手く勝つより、上手く負けろ!


「上手く勝つより、上手く負けろ!」・・・


こんな言葉を聞いた事はありませんか?
株初心者の方には難解かもしれませんが、これは勝つためには至極当然の事なのです。


勝つために負けるっておかしくね??


そう思いがちですが、株というものは負けるのは当たり前なのです。
勝率100%の無敗の投資家なんてこの世に存在しません。
プロ野球選手だって一度も負けない投手はいませんし、毎回ヒットを打つ選手はいません。
それと同じように、プロのトレーダーでも負けない人なんていないのです。


よく、インチキ臭いトレード手法に「脅威の勝率!なんと98%!」なんてありますがクソ喰らえデス。


株というものは、どんな優れたテクニカル指標やファンダメンタルズ分析を行っても、上がるか、下がるのかの50%の確率なのです。


これを踏まえてもう一度考えてみましょう。


貴方の株の年間の勝率はいくらですか?


はっきり言います。
50%を下回る人は、株で上手く勝てる人です。
逆に50%を下回る人は、上手く勝てない人、つまり「下手くそ」でございます。


ちなみに私は勝率30%前後です。
ですから私も「下手くそ」でございます。


では、もう一つ質問します。
貴方は年間を通じて利益が出ていますか?


はっきり言います。
損している人は貯金しましょう。
貯金はインフレリスクが付き物ですが、株で投下資本を失うよりは100倍マシです。


ちなみに私も今のところ損しております。
本来なら貯金に徹するべきですが、諦めきれないので相場に止まっております。
今後、何年も利益が出ないようなら撤退するかもしれませんね。


では、利益の出ている人は一体どれくらいの勝率だと思いますか?
利益が出ているという事は、株での勝ち組になる訳ですが、私の知っている方々は勝率50%前後ですね。高くても、せいぜい60%前後です。それ以上の勝率の方も稀にいますが、そういう方々は天才の部類に入ります。野球で言えばイチローみたいな人です。


もう一度はっきり言います。


株は勝率50%で十分です。
上がるか、下がるかの2分の1ですので、何回も取引をしていくうちに勝率は50%前後に落ち着くはずなのです。では何故、私を含め、多くの人が勝率50%に届かないのでしょうか?


答えは簡単です。




「下手くそ」だからです。




でも、下手くそでも勝ち組の方々は存在します。
何故、同じ勝率なのに「勝ち組」、「負け組」といったような差が開くのでしょうか?


それは、勝ち組の人達が「上手く負けている」からなのです。
上手く負けるという事は、ロスカットが上手いという事です。
ロスカットを上手くするコツは「迷わず売る」以外ありません。
簡単そうに聞こえますが、これがなかなか出来ないのです。


売ったあとに爆上げするかも・・・
あと少しすれば切り返すかも・・・
せめて買値に戻ってから・・・
勝率が悪くなっちゃうよ・・・
損失を確定したくないな・・・


こう思うのは、人間だから当たり前です。
だから「迷わず売る」事が難しいのです。
難しいから「負け組」には出来ないのです。
しかし「勝ち組」は簡単に出来るのです。


上がらんならイラネ・・・ポイ!
さ、早く次いこ。


って感じで「迷わず売る」事が出来るのです。


分かり易く例え話をしてみましょう。
100回トレードして50回勝ち、50回負けるとします。
勝率は50%です。
今回は、1回のトレードに100万円投資するとします。


1回のトレードでの負けを1%、勝ちは3%とします。
実際のトレードで考えても普通に考えれる設定ですね。
金額にすると、1万円負けるか、3万円勝つかの2つに1つです。
勝率50%なので、50万円損しますが、150万円儲ける事が出来るわけです。
トータルにして100万円の儲け、利益率にして100%の利益です。


もっと言えば、この負け1%、勝ち3%なら、75回負けても25買い勝てばイーブンになります。
だって、75回負けて75万円損ですが、25回勝つだけで75万円利益が出るのです。


このように、負けを上手くコントロール出来れば勝率25%でも負けないのです。




負けを上手くコントロールするには「迷わずロスカット」。




・・・ただこれだけなのです。
これが出来るようになって、始めて勝ち組の一歩を踏み出すことが出来るのです。
「上手く勝つ事」は、その次で十分なのです。


何度も言いますが「迷わずロスカット」する事は、簡単そうで難しいです。


ウソだと思うなら、自分の大事なお金を投資して試してみるといいです。
初心者なら、ほぼ間違いなく迷います。


もし、迷わず売れたとしても、その後に爆上げしたら、次のトレードでは必ず迷うはずです。


マシな人になると、少し迷うが何とか売る事が出来ます。
傷口は当初の予定より少し広がりますが、大した傷ではありません。
でも、売れなかった人は更に傷口が広がります。
その後も下がるようなら、更に売れなくなり、最悪の場合は塩漬けになるのです。
そして、そういう人達はこう言うでしょう。




「売らなければ負けじゃない!」




確かにそうですが、この台詞は「開き直り」以外の何者でもありません。
負けから学ぶ事はたくさんありますが、これでは負けを認めないので、何も学べせん。
ある意味、一番たちが悪いと言えます。


相場では負けを認める勇気が何より大事なのです。


最後にまとめです。




負けを認める勇気を持ちましょう。


そして、下がった時は、迷わず売りましょう。


「上手く勝つより、上手く負ける」事は基本なのです。






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