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| 相場心理の能書き | ||
株のニュースなどで「今日は上値が重い展開となりました・・・」なんて、よく耳にすると思いますが、これって一体どういう事なのか能書きを並べてみようと思います。 そもそも、上値が重いとは「株価がなかなか上がらない」という事です。 これは、誰でも知っている事ですが、一応説明してみました。 ここでの問題は「何故なかなか上がらないか?」という事に焦点を当てようと思います。 株の目的は利益を上げる事、つまり金儲けに他なりません。 利益を上げるには「安く買って高く売る!」もしくは「高く売って安く買い戻す!」方法があります。 後者は俗に言う空売りですが、今回は「安く買って高く売る!」という事で話を進めます。 では、早速下のチャートをご覧下さい。 ![]() 貴方は、このチャートを見て買おうと判断しました。 何故、買いと判断したかは一先ず置いておきましょう。 とにかく3,800円で買ったとします! さて、買ったからには上がるのを期待します。 期待すること約2週間、貴方は持ち続けました。 その時のチャートは以下のようになりました。 ![]() 株価は思ったほど上がってくれませんでした。 上がっては戻ってきて、上がっては戻ってきてを繰り返しております。 この時、貴方は思いました。 これって上値が重いのか!? その通りです。実際のところ、上値が重いのです。 少なくとも軽くは無いと判断できます。 では何故重いのか? 買った時のポイントを軸に横に直線を引いてみました。 すると下のようになります。 ![]() この直線がナニを意味するのか? 単純な話、この直線より上で買った人は含み損を抱えています。 逆に、下で買った人は含み益が出ているのです。 短期間で売り抜けている人達も存在すると考えられますが、ここでは一旦置いておきます。 つまり、3,800円で買った時には、多くの人が含み損を抱えていたと考えられるのです。 大きな含み損を抱えた事のある人なら分かると思いますが、あれはとても辛いものです。 きっと、多くの人は思うでしょうね。 早く売って楽になりたいと・・・ そんでもって、少しでも上がれば売りたいなと思います。 こう考える人達が増えてくると「上値が重い」という現象が起きるのです。 更に付け加えるなら、底値で拾った人達はどういう人達なのか?という事です。 考えられる人達といえば・・・ 1)たまたま底で買った人 2)反発狙いの逆張りのトレーダー まぁ、多くの場合は2)の逆張りトレーダー達だと考えられます。 普通の人達は転がり落ちている銘柄には、怖くて手が出せません。 逆張りトレーダーなら短期で勝負を仕掛けるはずです。 短期と言っても、1,2分の時間軸から2,3日や1週間以上の時間軸までありますが、ここでは1週間以上1ヶ月未満のトレーダーと仮定します。 そうすると、逆張りトレーダーはすでに売り抜けているはずです。 ですから、、、貴方が買った時点で、ほとんどの人が含み損なのです。 文章じゃ分かり難いので、下のチャートをご覧下さい。 ![]() このように含み損で苦しんでいる人達が集まっている銘柄は上がり難いです。 上の方にも書いてますが、これはみんなが売りたがっているからです。 「少しでも上がったら売ろう」と多くの人は考えています。 「この銘柄、上値が重そうだな・・・」と思った人達は買いに来ません。 知っていると思いますが、株は需要と供給の元で成り立っています。 売りたがっている人達は沢山いるが、買う人達は少ない。 普通に考えて、このような株を買いたいと思いますか? 答えは簡単ですよね。 買う必要無しでございます。 「上値が重い!」と感じたら直ぐに逃げるべきです。 上値が重いかどうかの判断は、色々な指標もありますが、難しい指標は要りません。 今回のように、買ったポイントに直線を引くだけでいいのです。 直線の上が広いのか?狭いのか? これだけ抑えていればOKだと思います。 上値が重いと株価が上がらないのは分かったと思いますが、上がらない状態が続くと、今度は失望売りも出てきます。失望売りとは「上がらない株はイラネ・・・」って思って売られる事です。 そうなると株価は下がるとこまで下がります。 そう、、、こんな感じで↓ ![]() 上値が重い株を買いに行くのは自殺行為です。 こういう株は空売りするのがベターでしょう。 チャートは相場に参加している投資家心理を表しています。 今回の場合は、そのホンの一部に過ぎません。 チャートから未来を予想するのではなく、相場心理を見極める事の方が大事だと思います。 また機会があれば、こんな感じで能書きを並べようと思います。 最後に言っておきますが相場に絶対は無いという事だけはお忘れなく・・・。 【参考書籍】 投資の王道―株式市場のテクニカル分析
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