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設備投資と運転資本
【フリーキャッシュフローの算出式】
このページでは、赤字で書いている部分を説明しています。
FCF=
NOPAT(税引後営業利益)+減価償却費-
設備投資-増加運転資本


※NOPAT=EBIT×(1-実効税率)
※EBIT=経常利益-受取利息+支払利息

※設備投資=有形固定資産の取得額
※運転資本=売上債権+棚卸資産-買入債務



■設備投資

これは簡単。
企業が設備に投資した金額の事である。


つまり有形固定資産の取得金額と考える。


キャッシュフロー計算書の投資活動によるキャッシュフローに
『有形固定資産の取得による支出』と書いているところの金額である。





■運転資本


商品が売れても、現金手渡しで取引する企業は少ないだろう。
少なくとも、上場している企業なんか有り得ないと思う。


一般的に、商品が売れても直ぐには現金が入ってこない。
逆に、部品を購入した場合などは、直ぐに現金を支払う事はない。
大抵、1ヶ月後くらいに支払う事になるだろう。
あと、商品が直ぐ売れるように在庫をしっかり持っておく事や、必要な物がいつでも買えるように現金の預金を持っておく事も大事である。


このように、企業は日々のやりくりに必要な資金の事を運転資本と呼ぶのである。計算式は以下のようになる。


運転資本=売上債権+棚卸資産-買入債務


売上債権は未回収のカネの事⇒受掛金、受取手形
棚卸資産は在庫の事⇒商品、製品、仕掛品、材料・貯蔵品など
買入債務は未払いのカネの事⇒買掛金、支払手形


詳しくは『貸借対照表の中身解説』のページを参照。


運転資本はこれで、簡単に算出できる。
ただし、FCFの計算式には『増加運転資本』となっているので、計算式は以下のようになる。


増加運転資本=期首の運転資本-期末の運転資本





以上で、キャッシュフロー算出は出来るはずだ。
ひとつ、ひとつは難しくないので、落ち着いて考えれば楽勝だろう。


では、次からは実際にサンプル企業のFCFを算出してみよう。



   
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