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パフォーマンス測定
今まで、リスクについて しつこいほど言っているが、リスクとは収益率のバラツキである。そして、そのバラツキは標準偏差で見る事ができる。
つまり・・・


リスク=標準偏差


リターン=収益率



こういう事である。


では、リスク(標準偏差)が10%、リターン(収益率)が20%の資産Aと、リスク(標準偏差)が20%、リターン(収益率)が30%の資産Bがあるとする。比較表は以下の通り。


リスク(標準偏差) リターン(収益率)
資産A 10% 20%
資産B 20% 30%


これらの資産を比べ
どっちがお好み?と聞かれても・・・


サッカー日本代表のように決定力の無い人は選びきれない事だろう。


そんな悩みを解決してくれる計算式があるのだ。
それがパフォーマンスの測定法と言われているやつだ。


その代表的な測定方法を2つ紹介する。


■シャープ測度
別名『シャープレシオ』とも呼ばれている。計算式は以下の通り。


シャープ測度= 平均リターン(平均収益率)-リスクフリーレート
リスク(標準偏差)


いやぁ〜、実に簡単ですな。


ちなみにリスク・フリーレートとは、
リスクが全く無い資産(元本割れの可能性ゼロ)の利回りの事である。つまり、預金の利息や国債の利息の事である。一般的には、10年物の国債の利息が使われているようだが・・・


この際、シカトしても何の問題も御座いません!
一応参考ページ≫【株主資本コスト算出】


では、リスクフリーレートを無視して計算すると


資産Aのシャープレシオ=20%(リターン)/10%(リスク)=2.0


資産Bのシャープレシオ=30%(リターン)/20%(リスク)=1.5


リスク(標準偏差) リターン(収益率) シャープレシオ
資産A 10% 20% 2.0
資産B 20% 30% 1.5


シャープレシオは、大きければ大きいほど効率的なので、この場合だと資産Aの方が効率的な投資と言える。


■トレイナー測度
計算式は以下の通り。


トレイナー測度= 平均リターン(平均収益率)-リスクフリーレート
ベータ(β)


ベータ(β)がシャープ測度と違うだけである。
ベータとは、個々の銘柄が市場インデックス(日経平均やTOPIXの事)に対して、どういう動きをしているか見ている値である。例えば、
日経平均のベータ値を1.0とする時、資産Aのベータ値が1.5だったとする。この時、日経平均が100円上昇すると、資産Aは150円上昇する。逆に日経平均が100円下がると、資産Aは150円減少するのという事だ。
一応、参考ページ≫【ベータ値(β)】


トレーナー測度は、基本的に大きな資産を運用する時に有効な方法と言われているので、貧乏個人投資家はシャープ測度の方が適しているはずだ。まぁ、こんな方法もあるんだなぁ〜くらいの感じで覚えておけば良いと思っている。




   
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