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トレンドの過大評価
さて、いきなりだが、貴方がコインを5回投げたとする。
そして5回とも『表』が出た。


さぁ次はどちらがでるでるか?と聞かれてみんなどう答えるだろう?


5回連続で『表』が出たから次はいいかげん『裏』が出そうな気がするんじゃないだろうか?


答えはどちらとも確立は50%である。


何を当たり前の事を!って感じであろう?


でも、頭では分かっていても、目の前で起こっている事を人間は知らぬ間に思い込みをするものである。


そして、50%の確立を勝手に変えてしまうのだ!


もし、6回目も『表』だったら、50%の確立は更に下がる。
そして、7回目も『表』だったら、確立は更に下がる。


・・・でもこれが続けて10回目も『表』だったら
「このコインはきっと表しか出ないんじゃないか?」
って今度は逆に50%の確立が上がっていくのである。


皆さんも心当たりはないかな?


これを『トレンドの過小(過大)評価』
または『ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)』と言う。


これが投資に何の影響を与えるのか?
株価が毎日下がり続けると・・・


「これからも下がり続けるんじゃないか?」


って思う人が多く出てくる。
その中から一部の人達が恐怖に慄き売りに走る。


そして、狼狽が狼狽を呼び、株価は大暴落!
これで『何の材料も無いストップ安』の出来上がり。(ちょっと大げさ)


こういうマーケットの歪みを、賢い投資家は見逃さない。
『やった!ターゲット銘柄が、下がったぞ!それ!大量買いだ!』


今度は株価が上がりだすと、次に賢い投資家達が買いに殺到する。


そして、株価がグングン騰がる。


「これからも騰がり続けるんじゃないか?」



って思う人が出てくる。
さっきとは、全く逆である。


この時、株価の天井で買うのが『愚かな投資家』、つまり『負け犬』である。


まぁ、極端な話であるが、負け犬は、わざわざ高い時に買い、安くなったら売りたがる。これは、まさに昔の私である。


相場なんて、一生騰がり続ける事はないし、下がり続ける事もない。
これは、誰でも分かっている事実である。


しかし、短期的に考えると、みなさんおおげさに考えてしまうみたい。


皆さんが今後の相場を予想するのは勝手だが、当たったところで、それはマグレである。それでも、当てたのを自分の実力だと言い切るなら、貴方は間違いなくバフェットを超えるでしょう。


株価は騰がるのは当たり前。
下がるのも当たり前。



これだけ思っておけば、トレンドの過大・過小評価はしないだろう。


   
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