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クリップ・コーポレーション
【銘柄コード】4705
【銘柄名】クリップ・コーポレーション



この企業は、小中学生を中心とした個別指導塾を行っており、最近では幼児〜小学3年生を対象とした、サッカー教室を行っている。つまり、塾とサッカー教室で稼いでいる、学習塾である。


私は、密かに学習塾に注目している。理由は、最近の子供は習い事が好きだからだ。
・・・というより、親が競い合って、子供に習い事をさせるのだ。
私の住んでいる田舎でも、半分以上の小学生が塾に通っている。
ちなみに、私の子供の頃は、じゅくに行く奴は「金持ちのこせがれ」だけだったのを覚えている。それが、今では親が「習い事は当たり前!」という感じで、習い事をさせる時代なのだ。


という事で、上場している学習塾を手当たり次第にピックアップ。


【ピックアップした銘柄】
・クリップ・コーポレーション
・明光ネットワーク
・秀英予備校
・市進
・リソー教育
・早稲田アカデミー
・京進
・昴


 ・・・以上の8銘柄で比較してみた。
【経常利益率を比較】

クリップと明光、秀英の3つが、平均より高い利益率であるのが分かる。
では次に割安度を確認。


【実質PER&EV/EBITDA倍率を比較】

クリップ、明光、秀英は比較的、割安な圏内にあると言える。
市進については、経常利益率が低かったので、対象外とする。


どうやら、クリップ、明光、秀英の3つ巴になった。
この3銘柄の理論株価を算出してみた。


【クリップコーポレーション】
現在株価:1580円
理論株価:2814円
安全域:1.78倍


【明光ネットワークジャパン】
現在株価:660円
理論株価:697円
安全域:1.06倍


【秀英予備校】
現在株価:2990円
理論株価:2637円
安全域:0.88倍


これだけ見ると、クリップの安全域が十分にある事が分かる。
(※理論株価は、私が保守的に見積もった値である。)


ちなみに以下が、クリップの分析結果である。
2005年3月 連結決算
営業利益 1032
売上高 3985
当期純利益 614
減価償却費 33
流動負債 897
固定負債 248
有利子負債 410
その他固定資産 413
現金同等物 1997
棚卸資産 112
有形固定資産 335
時価総額 7166.9
EBITDA 1065.0
EV 5579.9
事業価値 12090.0
財産価値 1333.6
負債合計 658.0
企業価値 12765.6
理論株価 2814.3
実質PER 9.1
バフェットの利益率 137.4
EV/EBITIDA倍率 5.2
安全域 1.78


もう少し、この3銘柄を比較してみた。
【FCFの過去5年の推移】

秀英は、右肩下がりになっている。クリップはプラスの水準を維持している。


【棚卸資産回転率】

どの企業も、右肩下がりを続けている模様。


【現金同等物】

クリップは綺麗な右肩上がりである。金を溜め込んでいるな。


【結論】
学習塾では、クリップか明光が投資対象銘柄である。
明光については、バリュー投資家の間では、かなり人気の銘柄である。
優秀な経営者のようなので、これからも成長する可能性は感じる。
クリップは、現在の株価は安すぎると思われる。
ともに、十分な収益力も備えており、魅力的な銘柄に思える。




・・・でも、まだ買わない。
じっくりと観察して、押し目を狙おうかね。


   
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